学部・大学院・交換留学、目的からして異なる
外国人留学生が韓国で学ぶ形は、大きく学位課程と非学位課程に分けられる。学部と大学院は正規の学位を取得する課程であり、交換留学は所属大学の学籍を維持したまま、一定期間韓国の大学で学ぶ非学位課程である。目的が異なれば、出願手続き、滞在の性格、その後の進路設計も変わってくるため、自分の学業目標をまず明確にすることが重要である。
課程別の目的・期間・出願要件の概要
- 学部課程:学士学位の取得を目標とし、通常は複数の学期にわたる正規の在籍が必要となる。高校卒業(見込み)の学歴と、韓国語または英語の能力の証明が一般的に求められる。
- 大学院課程:修士・博士学位の取得を目標とし、学部卒業の学歴と専攻関連のバックグラウンド、語学力、研究計画書などを求められることが多い。課程の期間は、専攻や研究の進捗状況によって異なる。
- 交換留学課程:母国の大学の在学生身分を維持したまま、協定を結んだ韓国の大学で1学期または2学期ほど学ぶ非学位課程である。学位取得が目的ではないため、出願要件や手続きが学位課程とは異なる形で運用される。
自分の目標に合った課程を選ぶ基準
韓国で正式な学位を取得し、就職や進学につなげたいのであれば、学部または大学院の学位課程が基本ルートとなる。一方、専攻の探索や短期の留学経験、語学力の向上が目的であれば、交換留学課程が負担の少ない選択になり得る。学業期間、学費と生活費の負担、卒業後の進路計画、所属大学との単位認定の可否などを併せて考慮して決めるのが望ましい。
課程間の移行は可能か
交換留学生として1学期を過ごした後に正規の学位課程に出願したり、学部在学中に大学院進学を準備したりするなど、課程間の移行事例は実際に存在する。ただし、移行には別途の正式な出願手続きと審査をあらためて経る必要があり、既に履修した単位の認定の可否や、滞在資格の変更手続きも併せて確認しなければならない。移行の可能性は大学や専攻、個人の状況によって異なるため、一律に保証されるものではない点に注意が必要である。
